Dr.Furutaのブログ

2013年4月16日 火曜日

ヘム鉄と非ヘム鉄

おはようございます
今日も鉄剤についてです。
鉄分のとりかたはまちがっていませんでしょうか。
ききなれないことかもしれませんが、非ヘム鉄は腸管から吸収される際に食物繊維やタンニンなどの吸収阻害を受けていたり、むき出しのまま吸収された鉄が胃壁や腸管を荒らすといった作用があります。

一方、ヘム鉄は鉄ポルフィリン複合体に囲まれているため、胃壁や腸管を荒さず、食物繊維やタンニンなどの吸収阻害を受けずに吸収されます。さらにヘムオキシゲナーゼで吸収量を調節していますので鉄の過剰摂取の心配がありません。ヘム鉄は身体に優しい鉄素材です。
鉄は一般的に「酸素」と結びつきやすい物質です。そのため、体内での鉄の主な役割は『酸素を身体のすみずみまで運ぶこと』です。これを機能鉄といいます。私達の身体には約60兆個の細胞からなり、全てに酸素を供給することにより細胞の中でエネルギー産生されて、私達が元気に過ごす手助けをしてくれます。
鉄が少ないということは、酸素が供給されないので、、だるくなったり、息切れといった症状がでます。
鉄欠乏性貧血には注意が必要です。

  • 点滴治療
  • 血液クレンジング療法
  • セカンドオピニオン
  • アクセス

住所

〒215-0011
神奈川県川崎市麻生区百合丘1-19-2
司生堂ビル1F

044-959-5116 ご予約の際は「ホームページを見た」というとスムーズです。
大きな地図で見る

最寄駅

小田急線百合ヶ丘駅南口より徒歩2分

診療時間

午前 9:30~13:00 午後15:30~18:30

休診日

土日午後・金・祝日

診療のお問い合わせ・ご予約はお電話にて承ります。

お問い合わせ
携帯サイトはこちら